平成22年7月22日
予算委開き論戦を
 
臨時国会/予算委開き論戦を/野党7党 景気、豪雨災害などテーマに 

 
 自民、公明、みんななど野党7党の国会対策委員長は20日午後、国会内で会談し、30日召集予定の臨時国会で、衆参予算委員会の開催と、各常任委員会での大臣所信表明と質疑の実施を与党側に要求することを確認した。公明党から漆原良夫国対委員長が出席した。
 席上、野党7党の国対委員長は、景気・経済や豪雨災害、口蹄疫、普天間、消費税などをテーマに予算委を開くべきとの考えで一致。また8月末には来年度予算に関する各省庁の概算要求があるとして、その前に各閣僚の見解を所信表明と質疑を通じてただす必要があるとの認識で一致した。
 さらに会談では、先の通常国会において衆参議長の与党寄りの国会運営が目立ったことから、臨時国会召集前に、公平で公正な議会運営を行うよう両議長に改めて要望することを決めた。
 また、豪雨災害や口蹄疫問題など国民生活に直結する緊急課題について、参院では閉会中審査の手続きをしなかったことから、対応を協議する災害対策特別委や農林水産委が開けないとして、衆院で両委員会を開催していくことを確認した。
 一方、参院野党7党は同日午後、国会内で国対委員長会談を開き、(1)予算委と決算委(締めくくり総括質疑)の開催(2)通常国会における閉会手続きなどの瑕疵(問題点)に関する江田五月参院議長の説明――を求めていくことを確認した。
 公明党から風間昶参院国対委員長、魚住裕一郎同副委員長が出席した。

(平成22年7月21日付け公明新聞より転載)