平成13年3月10日 (No.10)


「日刊ゲンダイ」へ厳重抗議
 
「日刊ゲンダイ」へ厳重抗議

 8日、公明党は「日刊ゲンダイ」に対し、党広報委員長・漆原良夫の名前で、抗議書を内容証明郵便にて送付しました。
 これは、同紙2月28日付と3月6日付の記事で、公明党に対し客観的な根拠のない悪意に満ちた意図的な内容を掲載し、我が公明党を著しく侮辱したことに対し、厳重抗議と記事の訂正、さらに謝罪を強く求めています。
 今後とも、私は党広報委員長の立場で、このような悪意に満ちた独断と偏見に基づく中傷・批判に対し、正義の言論をもって断固闘ってまいります。


福岡地検前次席検事・捜査情報漏えい問題の処分

 昨日(9日)、福岡地検・山下永壽前次席検事の捜査情報漏えい問題に対し、最高検察庁は告発された山下前次席検事を不起訴処分としました。
 その一方で法務省は「国家公務員法」に基づき停職6ヶ月の懲戒処分としました。(すなわち、本人の刑事責任は問わないということです)
 国民の目から見た場合、今回の処分は「検察官が身内をかばったのではないか」との憶測が、さらに司法の信用を失墜させることになると思います。
 私は、国民の皆さんからの信頼を回復するためには、今回の事件は、公務員の「秘密漏えい罪」で起訴すべきであると考えます。身内の検察が、判断するのではなく、裁判官にその判断を委ねるべきであります。
 その意味から、私は14日の法務委員会で、法務省を追求する予定です。